iCustomで変幻自在のメタトレーダー
| iCustomで変幻自在のメタトレーダー
価格:2,310 円
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今まで、メタトレーダーでEA作りに挑戦し、挫折してきた人に読んでほしい本です
自分のロジックの通りにメタトレーダーが動いてくれる。自分自身はパソコンの前にいなくても自動で売買してくれる。そんなことを夢見てEA(自動売買システム)作りに励んでみたものの、難解なプログラム文に阻まれて挫折した人に読んでほしいのが本書です。
EAを作るには、条件文とエントリー文、エグジット文の3つを書かなくてはなりません。
このうち、エントリー文とエグジット文には「定型文」と呼ばれる決まった形があります。それを、覚えてしまえば話は済みます。最悪、覚えられないとしても、本書の読者限定でダウンロードできる定型文を手に入れて、それをメタエディターと呼ばれるプログラムを書く場所にコピー&ペーストしてしまえば、特別にすることはほとんどありません(ロット数など他2つの設定は必要ですが難しくはありません)。
ロジックの根幹となる条件文については、本書では「iCustom関数」というものを使います。これは、原則、どんなインディケータにも変身できて、勝てるインディケータが分かる関数です。
例えば、「RSIが30以下になったら買い、70以上になったら売り」という条件を書きたいとします。ゼロからこの条件を書こうと思ったら、それこそ何十行にわたるプログラム文が必要になります。
しかし、iCustom関数を使えば、話は別です。何十行にわたるプログラム文も数行に短縮できるからです。仮に、先の条件をiCustom関数で表すと以下になります(詳しくは本文にて)。
RSIが30以下 iCustom(NULL, 0, "RSI",0,1)
RSIが70以上 iCustom(NULL, 0, "RSI",0,1) >= 70
iCustom関数を使った条件文作りについても、本書では、ひな形を用意しました。それを、メタエディターにコピー&ペーストして、必要な部分(インディケータ名やパラメーターなど)だけ本書ないしはウエブサイトでご紹介するものに変えていただければ、EAが完成します。
今までは、EAを自分で作成すると言っても敷居が高過ぎて、なかなか一歩が踏み出せなかった、あるいは踏み出してもその先に進めなかった人が多かったのではないかと思います。 「できなかったこと」は悪いことではありません。普通はできなくて当然なのです。EAの作成を、ゼロから、ひとりでやろうと思ってもやはり難しいものなのです。
でも、これからは違います。利用できるものは利用しましょう。本書の読者の皆様には、本書の中で使っている定型文(エントリー&エグジット)と、ひな型として、一目均衡表を使ったEAのプログラム文をダウンロードしていただけます(本書巻末の袋とじ参照)。それをメタエディター(プログラム文を書く場所)にコピペして、必要な部分(パラメーターなど)だけ自分の好きなものに変えていただければ、すぐに EAが完成します。ぜひ、試してみてください。
【本書の構成】
本書は、メタトレーダー4を使って、「誰にでも簡単に、無理なくEA(自動売買システム)を作成してもらう」ことを狙いにしています。大きく3部構成になっています。
・第1部 準備編(第1章)
メタトレーダーの基本的な見方など、EAを作成する前に知っておいていただきたい話を展開しています。
・第2部 EA作成編(第2章〜第7章)
プログラムの中のエントリー文とエグジット文は「定型文」をコピーして貼り付けるだけで完成します(定型文はダウンロードできます)。極論すれば、EAを作成するだけならコピペだけ知っていれば構いません。しかし、「エントリー文に何が書かれているか」「エグジット文に何が書かれているか」を知っていたほうがプログラム全体を理解できることも事実です。そこで、本書では、“目”に訴えられるように図をふんだんに使い、ページを割いて解説しています。
本書で特筆すべきは、条件文の書き方です。たとえば、普通、条件文(「RSIが30以下で買い、70以上で売り」など)を書こうと思ったら、何十行にわたるプログラム文が必要になります。挫折する人も出てくるでしょう。
そこで、本書では「iCustom関数」というものを使います。これは、原則、どんなインディケータにも変身できる魔法の関数です。iCustom関数を使えば、何十行にわたるプログラム文も数行に短縮できます。
・第3部 まとめ編(第8章〜第9章)
EAができたあとにすべきことを紹介しています。さらには、読者の皆様へのプレゼントとなる「早起きは5ピップの得システム」というおまけシステムについての解説も紹介しています。
【本書の特長】
・EA(自動売買システム)作成の前にメタトレーダーの基本的な見方を紹介
エントリー文やエグジット文は定型文(決まった形)があることを解説。さらに、「エントリー文に何が書かれているか(何を書くべきか)」「エグジット文に何が書かれているか(何を書くべきか)」についても言及
・どんなインディケータにも変身(※原則)できるiCustom関数を使った「簡単な条件文」の書き方を紹介。
・「早起きは5ピップの得システム」という、すぐに使えるシステムもダウンロード可能
・ボリンジャーバンドやRSIを使った、複数条件のプログラム文の書き方も付録として紹介
【本書を読んでほしい人】
・メタトレーダーでEAを作ってみたいと考えている人
・今までEAを作ろうと思ってやってはみたが挫折していた人
・できるだけ簡単に素早くEAを作ってみたいと考えている人
・iCustom関数について知りたい人
著者名: | 島崎トーソン/西村貴郁 |
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出版社名: | パンローリング |
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サブタイトル: | アイカスタムデヘンゲンジザイノメタトレーダー |
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発売日: | 2015年01月20日 |
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(件)
2023年10月2日